Top>Linux>コマンド>cat

コマンド
cat

説明
テキストファイルの内容を表示する。
※コマンド実行時にすべての内容を一気に表示出力するが、その分ファイルへのアクセス時間が短く安全にファイル内容を表示できる。だたしファイルサイズが小さい場合。
※/proc ディレクトリ下のファイルを確認する場合はcatコマンドを使用した方が安全だろう。ただしファイルサイズが小さい場合。
※ファイルサイズが大きい場合は出力を別ファイルへリダイレクトするような用途以外にはあまり向かない。
※複数ファイルを一度に表示することも可能。
※複数ファイルを一つのファイルにリダイレクトすることによってファイルを結合することも可能。

書式
cat [オプション]... [ファイル]...

オプション
-n:行番号を表示する。
-b:行番号を表示するが、空白行には行番号を付加しない。
-s:連続した空白行は表示しない。
その他多数

使用例①
テキストファイルの内容を行番号付きで表示する。
cat -n <テキストファイル>

(例)ログファイル cron を表示する。
[root@sv052 log]# cat -n cron
...
<省略>
...
1548 Feb 6 23:25:01 sv052 CROND[3541]: (pcp) CMD ( /usr/libexec/pcp/bin/pmlogger_check -C)
1549 Feb 6 23:28:01 sv052 CROND[3807]: (pcp) CMD ( /usr/libexec/pcp/bin/pmie_check -C)
1550 Feb 6 23:30:01 sv052 CROND[3973]: (pcp) CMD ( /usr/libexec/pcp/bin/pmlogger_daily -p)
1551 Feb 6 23:30:01 sv052 CROND[3974]: (root) CMD (/usr/lib64/sa/sa1 1 1)
1552 Feb 6 23:40:01 sv052 CROND[4682]: (root) CMD (/usr/lib64/sa/sa1 1 1)
[root@sv052 log]#

最終更新日:2019/02/06

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