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コマンド
free

説明
メモリーの利用状況を表示する。
freeコマンドのバージョンは3.3.10とする。

表示内容
デフォルトの表示内容は下記となっている。また単位はキロバイト単位で表示されている。

右から左、上から下へ項目を説明する。
●列項目
項目 説明
total 物理メモリの総容量。
used 利用中の物理メモリ容量。
free 未使用の物理メモリ容量。
shared 共有メモリとして利用中の容量。
buff/cache バッファ、キャッシュとして利用中のメモリ容量。
available 利用可能な物理メモリ容量。
●行項目
項目 説明
Mem 物理メモリ。
Swap スワップメモリ。ディスクへの退避容量。

書式
top [オプション]
※詳細についてはmanコマンド等で確認されたし。

オプション
オプション 説明
-b, --bytes 容量をバイト単位で表示する。
-k, --kilo 容量をキロバイト単位で表示する。
-m, --mega 容量をキロバイト単位で表示する。
-g, --giga 容量をキロバイト単位で表示する。
--tera 容量をテラバイト単位で表示する。
--peta 容量をペタバイト単位で表示する。
-h, --human 容量を人が分かりやすい単位で表示する。
--si 単位の計算時に1024ではなく1000を利用する。
-t, --total 物理メモリ + スワップメモリの合計行を表示する。
-s N, --seconds N 指定秒間隔で更新表示ししつづける。
-c N, --count N 指定された繰返し回数表示してプログラムを終了する。
-w, --wide ワイド表示する。バッファとキャッシュがそれぞれ別に表示される。
-help ヘルプを表示する。
-V, --version バージョン情報を表示する。

使用例
free -ht
※メモリの使用状況を分かりやすい単位で表示する。また物理メモリとスワップメモリの合計(仮想メモリ)行を表示する。


最終更新日:2020/04/17

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