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コマンド
rsync

説明
ホストからホストへファイル・ディレクトリをコピーする。

書式
rsync [オプション] <コピー元> <コピー先>

※コピー元・コピー先は<ユーザ名>@<ホスト名>:<ディレクトリ>となる。
※コピー元とコピー先でユーザが同一の場合は<ユーザ名>@は省略可能となる。
※コピー元・コピー先でローカルホストの場合はホスト名は省略可能となる。
※コピー元・コピー先の最後に/をつけるかつけないかで動作が異なってくるので注意すること。

オプション
-a:アーカイブモード(-rlptgoD オプションを指定するのと同じ。)
-v:デバッグ情報を表示する。
-z:転送時にデータの圧縮を行う。回線速度が低い場合に有効。
-n, --dry-run:ファイルの転送は行わず。処理の内容を報告する。テスト時に使用する。
--delete:コピー元に存在しないファイルがコピー先にある場合コピー先から削除する。同期処理に使用する。

使用方法1 - ローカルディレクトリをリモートホストへコピーする
rsync -avz <ローカルディレクトリ> <リモートホスト>:<コピー先ディレクトリ>

(例) rsync -avz /home 192.168.1.200:/opt/tmp/
※ローカルホストの/home ディレクトリを 192.168.1.200 の/opt/tmp/へコピーする。

使用方法2 - 別ホストのディレクトリをローカルホストへコピーする
rsync -avz <リモートホスト>:<コピー元ディレクトリ> <コピー先ディレクトリ>

(例) rsync -avz 192.168.1.200:/home /opt/tmp/
※192.168.1.200 の/home ディレクトリを ローカルホストの /opt/tmp/へコピーする。

最終更新日:2013/10/03

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